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健康コラム

花粉症の原因と治療について

耳鼻咽喉科医師
坂本 雅之

1)スギ花粉症

花粉症というのはスギ花粉に対するアレルギー性鼻炎のことです.アレルギーという言葉を辞書で調べてみると,「心理的な拒否反応」と書かれております.つまり,実害がないのに拒否する反応ということになります.このことから「花粉症」とは,「体の中に入っても何の問題もないスギ花粉を体の中に取り入れないための拒否反応,体の外に追い出す反応」と言えます.

2)鼻腔・副鼻腔の構造

図1の真ん中が鼻腔です.鼻腔は土管のようになっているのではなく.このように広く,複数の突起物があります.その中で一番大きな物が下鼻甲介です.

図1

3)アレルギー反応

鼻の中に花粉が来たことに気がつくと,花粉を体の中に取り入れないための拒否反応,体の外に追い出す反応が起こります.図2に具体的な生化学反応を示します.とても複雑な反応を経て,アレルギー性鼻炎の症状である「くしゃみ,鼻水,鼻づまり」が起こっているのですが,あまり難しく考えなくても,鼻の中に花粉が来ると下鼻甲介が腫れて鼻づまりが起こり花粉を貼り付けそれ以上奥に行けなくします.しかし,鼻の中に花粉がついていることはうれしいことではないので洗い流そうとして鼻水が出ます.そして鼻水と一緒になって花粉が溜まるとくしゃみで体の外に追い出します.このように考えるとわかりやすいかもしれません(専門家からはあまりにも簡素化し過ぎとお叱りを受けるかもしれませんが).

4)アレルギー性鼻炎の治療

アレルギーの薬(抗ヒスタミン薬)は図2のアレルギー反応を抑えることでくしゃみ,鼻水,鼻づまりを抑えています.根本的な治療を行っているわけではないので,内服を止めるとすぐにくしゃみ,鼻水,鼻づまりが出現します.また,アレルギー反応は一度起こると少ない花粉で症状が出るようなるため,花粉症の季節の2週間前から抗ヒスタミン薬の内服を開始し,なるべく症状出さないことが軽くすむコツです.花粉症が始まるのは普通の方で例年2月中旬,バレンタインデーだと覚えておいて下さい.

図2

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