仁和会総合病院 リハビリテーション科
訪問看護ステーション
作業療法士 髙橋健一
事業者向けの「802駅前ケアカフェ」、20回目を開催しました。
今回のミニ講座は、『パーキンソン病とその他の神経難病~初期症状と在宅でのアプローチ方法~』と題し、株式会社サンウェルズPDハウス八王子の理学療法士、石垣さんに話うをして頂きました。
まずはパーキンソン病と症候群、メカニズムや運動/非運動症状、パーキンソン病関連疾患の話がありました。パッと見で目立つ四大症状は全て運動症状ですが、非運動症状(自立神経、感覚、精神)は発症して下りる何年も前から前駆症状として出てきているそうです。また在宅では、すくみ足には最初の1歩に何らかの刺激を入れると良いので、線を踏み越えたり、古典的なものだとメトロノームで歩行リズムをつけたりしますが、レーザー光の印や、音が鳴ってリズムを整える歩行者という物が今はあるそうです。また、特に薬物療法で量やタイミングの調整が必要になりますが、その為にも調子がどうか記入する症状日誌をつけて、動き易い時間にしっかり活動する事も重要になるとの事です。