【ブログ】ケアカフェ12月16日開催

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【ブログ】ケアカフェ12月16日開催

仁和会総合病院 リハビリテーション科
訪問看護ステーション
作業療法士 髙橋健一

事業者向けの「802駅前ケアカフェ」、21回目を開催しました。

今回のミニ講座は、『8050事例への対応~発見から繋がり、そして…みんなで考えてみよう~』と題し、八王子市生活自立支援課自立担当の遠藤さんよりお話をして頂きました。ひきこもりの定義によると、「6ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態」、①自室からほとんど出ない、②自室からは出るが、家からは出ない、ここまでは想像通りだと思いますが、③近所のコンビニなどには出かける。(ここまでが狭義のひきこもり)、④趣味の用事の時だけ外出する(準ひきこもり)、となっているそうです。また、8050問題と言いますが、50代は80代の資産で生活できていて困っていない(やがて困る!)事が多く、80代が今後の50代の事を心配している、というのが現状です。相談に来るのは80代が多く、ただ支援者側としては長年の問題は同じ年月をかけてゆっくり解いていかないと解決しないと考えているのに対し、直ぐにでも就労を、とニーズのギャップがあるそうです。医療介護従事者としては80代に関わる機会が多いのですが、50代のというより80代の支援が大事という事でした。

後半はグループワークを行いました。訪問していて8050問題に対して悶々とした事例をということでしたが、私のテーブルでは目撃事例が少なく、納税や就労状況などから探せないか、困っていないと支援がしようがない、どんな支援をしていくか分からないと繋げ難い、など脱線(?)気味の話題で悶々としていました。1人では考えつかない話が出てきて面白いですね。



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