【ブログ】ケアカフェ4月15日開催

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【ブログ】ケアカフェ4月15日開催

仁和会総合病院 リハビリテーション科
訪問看護ステーション
作業療法士 髙橋健一

事業所向けの「802駅前カフェ」25回目を開催しました。

3年目初回のミニ講座は『2025年問題に直面して思うこと』と題し、数井クリニックの数井先生にお話をして頂きました。八王子の人口構造の変化や、特にヘルパーさん(ケアマネージャーさんも)の減少、死に場所の変化、介護の仕事はなくならないが自分達が当事者になった時は行き場所がなくなってしまう、と警鐘を鳴らされました。対応策は健康寿命の延伸、地域包括ケアシステムの構築、医療ICTの推進、人生会議を行い死を肯定する事、他に手段がない以上は少しでも出来る事を行っていき最期を支え合うしかないとの話でした。また、先生は有言実行で「NPO法人おさふく」「地域サロン スーヴェニールの森」「男の料理教室」など地域交流としてご自身が直接活動に携わっておられるだけでも色々あります。

2025年問題は昔からある話題で少子高齢化と人口減少による構造の変化による諸問題で、今ではその先の2030年、2035年、2040年と続いて更に深刻化していきます。私も昨年辺りから、ヘルパーさんが足りなくなってきて、特に希望した日時での空きがないという事態を多く見掛けるようになってきました。自分に介護が必要になる事はヘルパーさんに来てもらうなんてとても贅沢な時代になっていると思います。介護予防教室で同じ話をしていますが、公助や共助が頼れなくなってきている今、自分も今から自助と互助を心掛けていかなければと思いました。また、仕事絡みでも時間や人手やお金がなくて出来ないという話は良くありますが、他人事だと思っているといつまで経っても変わりません。自分の事だと思い、あるいは自分の親だったらと思い、今より一歩踏み出して行動していかなければと激励を受けた話でした。

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